翻訳ツールで的確な英文をつくるために

最近、とある仕事で外国人の方とコミュニケーションをする機会が多く、翻訳ツールを活用して英作文をしています。
的確な英文をつくるためには、言うまでもなく、的確な日本語を書くことが大切になってきます。
そのために、私が気を付けていることをシェアしたいと思います。

①簡潔に文を短く切ること。そして、相応しい「接続詞」で繋ぐこと
→普段はつい適当に言葉を繋いで、長い一文で表現しがちです。誰しもそうだと思います。ですが、それを英語で表現するとワケのわからない英文になってしまいます。表現はできる限り「簡潔」に。文も短い方が翻訳しやすくなります。さらに、文と文を繋ぐ「接続詞」はきちんと意味を考えて書くこと(順説なのか逆説なのかなど)が必要です。

②敬語を使用して書かないこと
→日本語は「敬語」をとても大切にしていて、尊敬語・謙譲語・丁寧語・・・などいろいろあります。しかし、英語には、Pleaseなどを付け加えて丁寧語的な表現にすることはありますが、尊敬語・謙譲語はありません。日本語では、つい敬語を用いて書いてしまいがちですが、翻訳ツールを使う場合には敬語は不要です。自分では尊敬語として使用したつもりでも、翻訳ツールには「受動態」として受け取られてしまうケースがあったりします。(例:<日本語>先生が「書かれた(尊敬表現)」文章→<英語>先生に「書かれた(受動態)」文章)

③「主語」を意識して書くこと
→翻訳をすると「主語」を取り違えて翻訳されてしまうことがよくあります。その際は、自分が書いた日本語を見直してみることです。「主語」が抜けていることがよくあります。関係代名詞で繋ぐような場合は特に、しつこいくらいに「主語」を指定しておくと的確な英文が出てくると思います。

この3点だけでも意識して日本語を書くとだいぶ翻訳しやすくなりますので、よかったら試してみてくださいね!


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この記事を書いた人

ホリコシ シノブ
オフィス堀越 代表
Webディレクター/Webデザイナー/ライター

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